ピエール・プロブスト作 カロリーヌシリーズについての追憶
昭和40年代から50年代に少女時代を送ったひとなら知ってるひとも多いと思う。フランスの絵本・カロリーヌシリーズ。
主人公の女の子・カロリーヌとゆかいな8匹の仲間たちが繰り広げる、楽しいお話の数々。
実物は実家に置いてあるので、↓ でご紹介。
カロリーヌのせかいのたび (オールカラー版世界の童話 23)
- 作者: ピエール・プロブスト,土家由岐雄,福島のり子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1968/11/05
- メディア: 大型本
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カロリーヌのつきりょこう (オールカラー版世界の童話 19)
- 作者: ピエール・プロブスト,土家由岐雄,福島のり子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1967/11/25
- メディア: 大型本
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見るからに洒脱な色彩、洗練されたイラスト!これに魅せられないこどもは、まずいないであろう(笑)。
中でも、世界を旅するという本(1番上のもの)が好きだったなー。当時のこどもは、こういった絵本から外国の文化を知ったのだ。
オランダのチーズがボールのように丸いこと。ピサの斜塔、こんなに斜めになっても建っている塔があるんだね。カナダのメイプルシロップは、凍らせて食べるのがおいしそう…なんて。
どのページも動物たちの表情やしぐさが人間のように描かれていて、それが見たくて何度もページをめくったものだ。カロリーヌちゃんのおしゃれな服装も!
そして、いつか自分もカロリーヌちゃんになれると思っていた(笑)。
今でもひっそり大好きなのだけど、最近知り合った友人も実はカロリーヌ好きだと発覚、先日、キャッキャとカロリーヌトークをしてきた(笑)。友人曰く「カロリーヌが好きだって話をしたの、家族以外で初めてかも」。
いや〜、大人になるのもわるくないね!
画像↓ は、最近、古本まつりで手に入れたもの。
(近年の作は、BL出版からいろんなお話が出ている。)
1月に亡くなったねこは、このカロリーヌシリーズに出てくるねこの名前からとった“プフ”という名前だった(白ねこじゃなかったけどw)ので、「これは買うしかなーい!」と思ったのだ。
そういえば、兄の友人の家の犬は、このシリーズからとった“ユピー”という名前だったなあ。なつかしい。